エベレストから「いま、生きてる」を共有する

チームラボオキシメータ

栗城隊長の身体につけた電子機器がSpO2(血中酸素飽和度)と脈拍数を自動tweetする!

twitterに自動でtweet!

エベレスト単独無酸素挑戦者 登山家 栗城史多

「チームラボオキシメータ」の開発経緯


エベレストから「いま、生きてる!」を共有したい
「身体につけた電子機器から、身体の様子を自動でtwitterに投稿して、共有することができないか?」
冒険の共有のために、エベレストへの単独無酸素(一人で酸素ボンベなし)での挑戦をする栗城隊長から、チームラボに相談がもちかけられた。コニカミノルタセンシング・ユカイ工学・チームラボのエンジニアは、栗城隊長の想いを形にするため、血中酸素飽和度と脈拍数を直接twitterに投稿する電子機器「チームラボオキシメータ」を開発した。標高8848mは気温マイナス30℃、地上に比べて酸素濃度が31%に低下する、生命の存在しない場所である。「チームラボオキシメータ」は、栗城隊長の血中酸素飽和度と脈拍数を検出し、衛星回線からリアルタイムにtwitterに投稿する。
世界初、エベレスト山中からの自動tweetによる、生命の共有がはじまる。
エベレストへの単独無酸素登頂は1980年,ラインホルト・メスナー以来誰も成し遂げていない

栗城隊長公式サイト http://kurikiyama.jp
エベレスト挑戦サイト http://everest.kurikiyama.jp/

「チームラボオキシメータ」の仕組み

チームラボオキシメータは、あくまで栗城隊長の自動tweetのために開発したものであり、登山中の 健康管理・医療行為を行うものではありません。

人間の高度への限界、高度の影響
人間の身体の限界は長らく8500m程度と考えられており、エベレストの無酸素登頂は不可能と考えられていた。1978年にラインホルト・メスナー/ハーベラーのコンビがエベレスト無酸素登頂を実現したことで、人間の限界の研究が再度始まった。エベレストの気圧は 季節により変動し、夏は気圧が高く、冬が低い。人間の限界を超えるために、気圧が高くなる時をピンポイントで選んで登る必要がある。気圧低下の影響で高山病になると 一日中 頭痛と吐き気がし、食欲がなくなる。ひどい二日酔いのような症状がずっと続き、ひどいと肺水腫や脳浮腫を引き起こす。肺水腫は、空気を貯める肺胞の中に体液がしみ出して来てしまい、呼吸ができなくなる。脳浮腫は脳の中に体液がしみ出してしまい、脳の活動/神経が圧迫されて動けなくなる。高山病を避けるためには、SpO2を計測して、管理する必要がある。
SpO2(血中酸素飽和度)
酸素飽和度とは、血液中の酸素が、通常時のどのぐらい運ばれているかを示す。具体的には、血液中のヘモグロビンのうち、実際に酸素を運んでいるヘモグロビン(酸化ヘモグロビン:HbO2)の比率のことを酸素飽和度(SpO2)と言い、単位は%(パーセント)で表す。酸素は頭脳/身体のあらゆる活動の源であり、SpO2が下がると、頭痛、腹痛、下痢、食欲不振、吐気、呼吸障害、睡眠障害といった、様々な障害に見舞わる。登山中の栗城隊長のSpO2は、60を切るほど下がるため、行動力が低下し、思考力が乱れ、あらゆる活動が難しくなる。高所でSpO2を保つためには、心の乱れ・呼吸の乱れも含めて自分を制御しなければならない。

参考 運動生理学専門家山本正嘉氏が語る単独・無酸素登頂の難しさ

SpO298~96% 地上での正常値
SpO290% 400m走を全力で走りきった直後の数値
SpO280% 酸素治療室が必要
SpO270% 人工呼吸が必要
SpO260% 視界が狭まる
SpO250% 生命の危機

参考 運動生理学専門家山本正嘉氏が語る単独・無酸素登頂の難しさ

パルスグラフ

パルスグラフ

パルスオキシメータ資料

  • PULSOX-300
    今回のチームラボオキシメータに組み込まれている腕時計型パルスオキシメータ(測定値を外部出力できるように改造)
  • パルスオキシメータ知恵袋
    コニカミノルタセンシングによるパルスオキシメータの解説コンテンツ
  • プラネタリウム用の番組撮影時の高山病予防
    コニカミノルタスタッフがプラネタリウム用の番組撮影のため標高5640m の南米チャナントール山頂に登った際のレポート。